今年の夏は暑い。私は梅シロップに助けを求め、今年はついに養命酒にまで助けを求めてしまいました。それでも疲れがとれない日は結構ありました。厳しい夏です。
植物は厳しい環境下で次の世代に向けて果実を実らせる、これが「生殖成長」。今年はいつになく厳しい環境なのでこの生殖成長が強く働いているのではないかと考えています。その証拠に、果実の味が良く香りも強いように感じます。
ただし、これだけ暑くて乾燥した後に雨が降ると生育ステージにもよりますが、果実の割れが発生する可能性があります。そしてまだまだ雹や台風の影響も心配です。
収穫まであと半月あまり、無事を祈りながら今日は林檎の摘果作業をしておりました。
ナガノパープル
]]>3年前の台風で倒れて、起き上がらせて生き残ってくれ
]]>ようやく今年の春には林檎の苗木を植える事ができ、やっと再スタートといったところです。
今年は台風で倒れて起き上がらせ生き残った林檎の木もようやく元気を取り戻したように見えます。
3年前のつらい日々を思い出すと共に、今まで続けてこれた感謝の気持ちも強く感じております。
お客様の支えがあってこその今があります。
今年秋のシナノゴールド
今年春の苗木植え。息子と
大きくなれよ
]]>ほぼ休みなく毎朝ぶどうを収穫しては出荷する日々は一度お休み。
ここ二日間は林檎の出荷作業をしています。
そこで、少しだけですが、紅玉の出荷受付ができそうです。
紅玉は加工のイメージが強いですが、
我が家の息子は生でおいしいと食べてくれます。
よろしくお願いします。
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粒揃いがまばらです。
↓9/5の撮影
味は抜群
濃厚な味は、種あり巨峰ならでは
]]>朝晩冷えると、植物は昼の間に作った糖を果実に蓄えるようになります。
林檎園もなんだか美味しそうな景色になってきました。
今日9/3の撮影、
↓キュート
↓紅玉
↓秋映
今年の林檎は春先の寒さで不作です。
木の下の方は冷気が溜まりやすく実がならなかったり、
秋映は「さび」と呼ばれる表面がかさぶたのようにざらざらしてしまう症状がよく見られます。
]]>一つは太陽光を直接房に必要とするもの(クィーンニーナなど)
もう一つは、房自体に光が当たらなくても着色するもの(巨峰、ナガノパープルなど)です。
ということで、クィーンニーナの着色作業。
1ヶ月前に、虫や鳥、ボルドー液の汚れから守る為にかけていた袋をはずして、
上にかける傘を透明に替えて、下には反射シート、横には鳥避けのネットを設置しました。
綺麗に色付きますように。
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今年は長雨で晴天好きな葡萄には厳しかったのでしょうか?細胞が増える時に太陽が出ていなくて寒くて冷えてしまう、そんな
]]>「摘粒」の始まり頃(6/24)
ハサミを使って、一粒一粒
重なりすぎていると、粒が肥大したときに押し合ってしまい軸が裂けたり
全体的に粒が多過ぎても、葡萄の熟し方にムラが出てしまったり
細かい作業です。
両腕も上げっぱなしで、肩こり必須。
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今日の振り返り作業は「摘房」
種あり巨峰の場合、「房切り」後しばらく経つと房の状態がわかってきます。
その良さそうな房を残す作業が「摘房」
6/25ですが、なんとなく種のあるなしがわかります。
このくらいで一度選びます。
早くに最終的な収量に房数を減らしていくことが、
木への負担が減り、養分も残った果実に集中していって
味の詰まった果実を作るコツです。
なので、心を鬼にして、落とす。
]]>葡萄は雨が苦手なので、降水量の少ないこの地が適地と言われていましたが、、
葡萄栽培の振り返り。
粒を抜く作業について。
写真は7/17、年長児の息子が手伝ってくれているところです。
摘粒始めて1ヶ月近く経った終盤、摘粒していないところはもう粒がかなり大きくなり時々押し合って軸が裂けている房も有ります。
8月初め頃にはこの「摘粒」作業が終わり、続けて「袋掛け」作業を行います。
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↓6/9 種あり巨峰 花の多さにピンぼけ 物凄く香ります
「房切り」は、使う房を選んで、更に花の量も少なくする作業。
先端の数センチ、花の数のボリュームも考えながら、ひとつひとつ手作業です。
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おかしな気候。もう「気候変動」climate change とは呼ばずに「気候危機」climate emergency と呼ぶそうです。
8/19今日のナガノパープルです。
緑の枝が茶色く変色してきました。登熟と呼んでいます。
次の年に向けて木に養分を蓄えています。
]]>安心して暮らせる日が来ますように願っています。
畑はため池から溢れ出た水が流れ込んでいて水浸しになっています。
今のところは目に見える被害は出ていません。
しかし、今後このままだと地中の根が傷んでしまう、またこの後の晴れによって地上と地下の樹のバランスが崩れて実の膨圧が高まり果実の割れも予想されます。ここは割れやすいナガノパープルが植っています。
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葡萄にとってこの時期の大雨は裂果につながります。
果実が割れてしまう。そして、雨により病気が広がってしまいます。
果実の割れも病気も以前大打撃を受けたことがあります。
写真は昨年の収穫期のものですが、ここまでに葡萄は沢山の試練を乗り越えています。
根が頑張ってくれるように、納豆菌やアミノ酸を土壌に与えてはいたのですが、結果どうなるでしょうか?
それにしても予測不能な極端な天候になりました。
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オンラインで、料理通信さんに取材していただきました。
今日も雨が降り続いていますが、
異常気象が当たり前のことになってきた気がします。
ブログを使い、畑の今、農家の現場を伝えていけたらと思います。
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芽が出て、枝を伸ばし、いま畑は果実を成らせています。
下の写真は数日前の畑の様子
ナガノパープル
シャインマスカット
林檎
ただいまお客様におくる手紙を作成中です。
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台木と穂木の形成層を合わせて一本の苗木に仕立てます。
植物の外科手術です。
成功していれば、この後穂木から芽が出てきます。
この後、林檎が結実するまで2年、
美味しい果実を成らせるまではそこからさらに3年くらいが必要となってきます。
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そんな中でも、様々な方面から応援の力を頂いています。
そのひとり、写真家の田尾沙織さん。
田尾さんには洋梨の中に入っていたポストカードの写真を撮っていただきました。この写真は、田尾さんのご厚意で台風被害のお見舞いでいただきました。
いま発売されている「暮しの手帖」の中にも田尾さんの写真があります。
「迷惑かけたっていいじゃないか」
正直言って、台風で林檎園バタンとなってしまい喪失感と虚無感に襲われて、何やってきたのかな?とやる気失うこといまだにあります。
でも、こうして今仕事ができているのはそのときの、それまでの人の繋がりのおかげだと思っています。ありがとうございます。
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しかし有難いことに、そんなとき、秋に葡萄や林檎を食べていただいていた個人のお客様、林檎や葡萄、加工品を卸しているお店からとてもたくさんの励ましをいただきました。お陰様でできることはまだあるとおもえました。
そして、covid-19(コロナ)がやってきた。
コロナ禍で村一果樹園ができること、今あることを考えたら、自分には葡萄園も、洋梨の畑も、一部生き残った林檎の畑も、農業機械も、それなりの栽培経験もあって、そして何よりもみのりの秋を待ってくれている人がいる。自分のしごとはこれからますます人の暮らしに大切になる事に改めて気がつきました。色々あったけど、目の前のできることを行なっていくという想いで2020年は駆け抜けたような気がします。
2021年も引き続きコロナはヒトの暮らしを揺らしていますが、
少しでも自分のしごとが人の暮らしにプラスになるように、食べていただいた時になんとなく人の温かみを感じてもらえるようなものづくりを心がけていきたいと思っております。
食べてくれる人がいるから作る喜びも感じることができます。
これからもよろしくお願いします。
村田吉隆
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私自身が洋梨好きで苗木から育てました。今年はお客様に発送できる量が収穫できて喜んでいたのも束の間、11月のあたたかさで追熟が進み過ぎてしまい、食べ頃の果実ばかりになってしまっています。
食べごろになると、果肉が柔らかくなり、発送すると一部あたっている部分が茶色くなる可能性が高い。なので、そこを了承のうえでご注文よろしくお願いします。
果実には、袋掛けを梅雨前からしています。豪快に皮ごとがぶりと食べるのもおすすめです。
「暮らしの手帖」最新刊に、「あいさんのジャム作り」洋梨とレモンのジャムの作り方も載っています。村一果樹園の景色とともにジャム作りも楽しんでいただけたら幸いです。
]]>村一果樹園の景色を綺麗に掲載していただいています。
ここ長野県東御市にまで来ることのできないお客様からも、
農園の雰囲気が伝わってきたと嬉しい言葉をいただきました。
今年は人の生活環境は変わり、ひとりひとりの心が崩れて立て直し、崩れたままで、自分を維持しているようでおぼつかない。なんだかあっという間に12月に入ってしまいました。
私は朝、新聞と共にこの暮しの手帖を開いて、今日は頑張ろうと思っています。
]]>色々と考えてしまうとなかなか文字にする事ができませんでした。
これからは、少しずつでも写真や文字の形でも村一果樹園を表現していこうと思います。
よろしくお願いします。
]]>知り合いの土建屋さんの強力な協力で棚の撤去は終わりました。
この後、折れて枯れてしまった木の撤去を行う予定。
]]>こうして収穫に向けて作業が出来ることに感謝しております。
これから冬の間、剪定の作業が続きます。
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2020年、元日の富士山。
]]>台風の害を心配してくれた生まれ故郷の静岡の友人からいただいたことばです。
ほとんどの林檎が折れています。まずは片付けて、その後に棚の立て直し、ようやく新しい苗を植えていきます。
何年かかるやら。でも、焦らずできることをひとつひとつ確実に作業を行なっていきます。
]]>被害を免れた林檎「ふじ」の収穫は終わりました。少しですが、まだ発送できます。
]]>静岡から従兄弟が手伝いに来てくれました。
折れた木の林檎は選んで選んでジュースに。
もう折れてしまった林檎の木は葉が茶色になって枯れています。10年以上、苦楽を共にしてきてあまりにも申し訳ない結果になってしまいました。失敗で終わらせたくありません。
折れてしまった木の林檎はジュース用で最後まで頑張ってもらおうと思っております。
今後収穫予定のシナノゴールドとふじの注文受付を中止することにしました。
楽しみにしていて下さった方々の希望に添えず残念です。
今後のことは時間をかけて考えていきます。
巨峰です。連日の雨で粒はパツンパツンです。割れないように、裂けないように、粒をはさみで抜く作業をしています。
]]>種あり巨峰
粒を抜く作業をしています。
]]>どちらも果物づくりから加工まで、村一果樹園で責任を持って作っています。
冬は、加工所では妻が林檎チップスづくりを、畑では夫が葡萄の剪定作業をしています。
]]>林檎チップス、ご注文いただいたお客様への製造、発送をしております。
1月に入ってから、新たにご注文の受付を再開する予定です。
最近我が家の娘も風邪をこじらせてしまって、このジュース飲んで元気出して欲しいなと思っています。ホットアップルジュースがわたしのおすすめ。
林檎ジュース、巨峰ジュース、
共に今週末頃には販売開始予定です。
よろしくお願いします。
]]>今日も林檎チップス作り。
]]>予約受付順に発送しておりますので、到着がまだの方はもうしばらくお待ちください。
]]>まだ届いていないお客様はもう少しお待ちください。今月中にはお届け出来る予定です。
]]>今年の収穫量がわかってきました。
強力な台風の影響で枝すれが起きて、キズ林檎が多いですが、昨年の雹害の事を思うと上出来です。一番の気になる味はよし!感謝。
キズ林檎は一足先に発送予約再開しました。よろしければどうぞ。
]]>枝スレの傷、果皮の少し割れている林檎、着色が少しあまい林檎です。
味は、あまいです。
]]>収穫をしながら綺麗だなぁと
不思議だな
↑上の写真は10/25の林檎園です。
静岡で育った高校生のときまで、我が家には秋になると信州産林檎“ふじ”が毎年届きました。母は部屋にひとつ置いて香りを楽しんだ事を思い出します。
なので、信州といえば林檎、林檎といえば信州、がわたしの頭にあります。
今では信州で林檎の生産者に。
]]>この週末は静岡から親戚も手伝いに来てくれて、娘も息子も皆での家族総出のにぎやかな収穫作業となりました。
今は林檎ふじの収穫期に入りました。
あと、林檎と洋梨が場所と品種によって落果していました。
結果、思っていたほどの被害は出ておりません。
]]>やっとここまで来たから、無事であって欲しい!
]]>子どもに人気の、皮ごと種無しです。
]]>只今、葡萄と林檎のお便り作成中です。
]]>種あり巨峰の着色もかなり進んで来ました。
2枚目は、ナガノパープル。
ナガノパープル。葡萄らしさが出てきました。
明日の朝は3度まで冷える予報。
植物への影響は如何程か?
]]>農業はただ作物を作るだけではないと思う。
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